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#001 ブラックミュージックの地域性
ブラックミュージックと言うと広い意味になりますが、HIPHOPやR&Bには様々な文化があります。そこで、今日はそんな文化の一部に触れたいと思います。というか、これからもずーっと音文化について存分に語らせていただくわけですが(笑)

さて、今日はHIPHOPの地域性について書きたいと思います。アメリカは広大で、バスケのメジャーリーグ【NBA】でもそうですが、あの大きな地域をHIPHOPでも四つの地域に分けることができます。東・西・南・北といった4グループに。これをこの業界では、イースト・ウェッサイ・サウス・北(はなんだろう、、、ノースかな、、、。)といった呼び方をします。それぞれには脈々と受け継がれてきた曲調やフロウ(ラップの仕方)があります。

そして、曲を作るプロデューサー(日本で言うところのつんく氏や小室氏ですね)もそれぞれの出身のプロデューサーが地元のアーティストに曲を提供していました。ただ、最近ではプロデューサーの中からも裏方ではなく、スターが続々と生まれ、存在感が大きくなり、だんだんと地域性に関係なく、「曲を提供して欲しがる」アーティストが増え、地域性だけでは判断できなくなりました。
ということで、今のブラックミュージックを捉えるうえで、重要なのは

@どこ出身のアーティストなのか?
A誰(どのプロデューサー)が曲を作っているのか?

なんです。この二つのポイントで地域性、曲の特徴が掴めるわけです。そして、これを加味して曲を選んでいくのが真のDJだと思います。もちろんクラブでプレイする場合はフロアの盛り上がりも重視するポイントなので、そうも言ってられないのですが(苦笑)

例えば、皆さんが知っていそうなアーティストで、50CENT(フィフティセント)やJAY−Z(ジェイジー) といったアーティストがいますが、彼らはNY出身ですから、イーストのアーティストです。特にジェイジーはバスケ界でも有名で、NJネッツのマイノリティオーナーでもありますね。バスケ好きのイーストのアーティストではあとP・DIDDY(ピーディディ)が有名ですね。彼らは皆アーティスト活動のみならず、レコード会社経営やアパレル展開など、幅広く活動しているビジネスマンでもあります。

また、ウェッサイ出身ではSNOOP DOGG(スヌープドッグ)やTHE GAME(ゲーム)が有名でしょうか。スヌープは必ずNBAのオールスターゲームでは前述のジェイジーやピーディディ同様、コートサイドに陣取っていますね。ゲームに関してはNYのストリートバスケで有名なEBCという大会にチームで参戦し、メンバーとしてプレイもしています!

そして、今日本のクラブシーンでも最高の盛り上がりを見せているのはサウスサイドで、先日のAND1ジャパンツアーのテーマソングにも採用されたT.I.(ティーアイ)や、AND1のHOT SOUCE(ホットソース)というボーラーがPVに出演しているCHINGY(チンギー)が有名でしょうか。特にサウスサイドにはバスケ好きやプレイヤーが多く、BOW WOW(バウワウ)【ライクマイク主演】、MASTER P(マスターピー)【過去にバスケのマイナーリーグABAにチームを持っていた】、LIL’ FLIP(リルフリップ)【NBAにチャレンジしていた】などがいて、挙げればキリがないくらいです(苦笑)。

最後に、北部で有名なアーティストは日本でも大人気のKANYE WEST(カニエウェスト)や、 たしかアンクルブレイカーズ2というNBAのDVDのホストMCを務めていたCOMMON(コモン)などがいます。カニエウェストは輝きを放つスタープロデューサーの一人でもあります。かなり昔から業界にはいたのですが、交通事故で死の淵を彷徨い、生還し、【THROUGH THE WIRE】という事故の際のことを歌い、その曲で大HITを生みました。死に際から帰ってきた彼は神がかり的な曲をその後次々と作っています。何かが彼に降りたんでしょうね、、、。

そういえば、その蟹江(カニエ)さんと同郷のコモンもそうですが、NBAのDVDにはブラックミュージックのアーティストが多く起用されています。サウス出身のチンギーもそうですし、R&BシンガーのCHRIS BROWN(クリスブラウン)は最近のDVDに登場していて、記憶に新しいですね。

とまぁアーティストを挙げただけでもキリがないわけです(笑)

そして、、、、もうひとつの着眼点であるプロデューサーですが、、、、。これはもう次回にしましょう(笑)
text: DJ JEWELZ
      
      
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