STREETBALLと聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
知らない人は、道の…?ボール??
なんて感じだと思うが、日本にいて少しはSTREETBALLという言葉を耳にしたことのある人たちは、AND1≠セったりLegend≠セったり…。
そんなイメージを思い浮かべるのではないだろうか。
アメリカにおいて、商業的で、尚且つ知名度の高いSTREETBALLと言えば
AND1∞EBC(Entertainers Basketball Classic)∞Kingdome≠ェ有名だ。
他にHoop It Up≠竅ABall4Real≠ネどもあるが。(ちょっと前まではYPA≠竍DIME∞Notic≠ネどもそうだったが…。)
正直な所、小さな団体等も挙げるときりがないので今回は…。(苦笑)
vo.1である今回はアメリカのSTREETBALLについて。
ただ、一口にSTREETBALLを定義しようとしてもかなり広義な解釈が必要になってくるので。
まず、これらビジネスとして世界的に認知されているSTREETBALLをいくつか挙げていこうかと思う。
【AND1】
日本でもSTREETBALLの火付け役ともなったAND1=B
ニューヨークの超人気ストリートボーラーであったRafer Alston a.k.a.Skip 2 My Lou (現ヒューストン・ロケッツ)の
プレイを収めたホームビデオに、流行のHipHopの音源を乗せ、
アメリカの大手シューズショップの購入者に無料で配ったことから一気にブレイクした。
それがAND1 MixTape vol.1=B
Skip 2 My Louの相手をあざ笑うかのようなドリブルテクニックや、ノールックパス。
いかにして対戦相手に恥ずかしい思いをさせるか、といったような技の数々がその一本のMixTapeには収まっていた。
それまでSTREETBALLはあくまでもプレイグランドでプレイすることそのものであり、
大々的にメディアでの広告媒体として考えられるものではなかった。
しかし、AND1≠ヘNBAでもなく、NCAAでもなく、今まで誰も見たことがないようなストリートならではの掟破りのプレイに
ビジネスチャンスを見出したのだ。
まさに今日のSTREETBALLの商業化において、なくてはならない礎を築いたのがAND1≠ナあった。
その後、Skip 2 My Louを筆頭にPhilip Champion a.k.a. Hot Sauce、Waliyy Dixon a.k.a. Main Event、Aaron Owens a.k.a. AO、
などアメリカ東海岸でStreetBall Legendと呼ばれるほど人気のあったボーラーたちを中心にチームAND1≠結成。
AND1 MixTape Tour≠ニ称し全米各地の有名なストリートコートを周り、そこからさらに有能なボーラーをピックアップ
していくという流れで活動していった。
(ご存知のように、Grayson Boucher a.k.a.The Professor、John Humphrey a.k.a.Helicopterなどもピックアップされたボーラーの一人。)
その流れをアメリカのESPNがドキュメントタッチに毎週放送したこともあり、人気に拍車をかけた形となった。
AND1 MixTape ≠ヘいつしかDVDとして販売されるようになり、今では10作品以上リリースされている。
NBA選手になるチャンスがなかったボーラーが、スターとして陽の目を浴びる…。
そんなチャンスがAND1≠ノはあった。
【EBC(Entertainers Basketball Classic)】
AND1≠ェメディアを利用し広がっていったSTREETBALLビジネスだとしたら、EBC(Entertainers Basketball Classic)≠
Kingdom≠ヘ、また違った形のSTREETBALLビジネスと言えるだろう。
近年ではRBK(リーボック)がスポンサーとして参入し、ニュアンスとしてはセミプロリーグというようなものだろうか。
1983年からEBC(Entertainers Basketball Classic)は始まり、創設から25年以上にもなる老舗のストリートリーグ。
このEBC(Entertainers Basketball Classic)≠ェ行われる場所と時期は毎年決まっている。
ラッカーパーク。
ストリートバスケの聖地と呼ばれ、多くStreetBall Legendを輩出してきたNYハーレムにある伝説的なコートで毎年7〜8月に開催。
各地域から勝ち上がってきたチームによるリーグ戦によってチャンピオンを決める、STREETBALL最高峰のリーグだ。
ゲージと呼ばれる金網に囲まれたコートの周りには観客席として雛壇が用意されており、溢れんばかりの観客が毎試合ラッカーパークに集まる。
会場ではDJが曲を流し、MCがボーラーを煽る…。
それに伴い、観客は良いプレイには絶叫し、悪いプレイには容赦のないブーイング…。
その盛り上がりといったら尋常ではない。
そんなEBC≠フ人気の裏側には様々なセレブやアーティストなども会場に詰め掛けると言う点もある。
金銭を支払って有能なボーラーを集めてオーナーとして参戦しているセレブやアーティストも多く、
ラッパーのFatJoeなどはそんなEBCオーナーの一人として有名である。
また、オフシーズンのNBA選手の飛び入り参加も話題の一つだ。
過去にはDr.Jことジュリアス・アーヴィング、ウィルト・チェンバレン、コービー・ブライアント、
バロン・デイビスなども選手として出場している。
もちろん、地元ニューヨーク出身のStreetBall Legend、ステフォン・マーブリーや
レイファー・アルストン、スマッシュ・パーカーなども過去に出場した。
そんなNBA選手とプレイしても遜色ないほどのハイレベルのゲームが展開されるだけあって、
見ごたえもかなりあるのが人気の一番の理由かもしれない。
【Kingdome】
最後にKingdome=B
Kingdome≠ヘチームAND1≠ェAND1 MIXTAPE Vol.9≠ナ殴りこみに行ったこともあり、かなり世界的に知名度が上がってきた。
今ではEBC≠ニ並び、最も人気のあるストリートリーグの一つだ。
先日、KINGDOME LIVE(キングドーム・ライブ)≠ニいうDVDが販売されたので
アメリカ本場のストリートリーグを見たい人は是非チェックしていただきたい。
つらつらとお話してきたが、冒頭でも述べた通りSTREETBALLの定義はなかなか難しい。
ビジネスという観点からではなく、本来のSTREETBALLというものはどういうことだろうとふと考える…。
個人的な見解としては、
「STREETBALL=アメリカのバスケ文化」 なのかもしれない。
東海岸のボーラーは、『何が何でも勝利が最優先』。西海岸のボーラーは、『勝ち負けよりも魅せることが一番』。
こんなことも耳にしたことがある。
こんな地域のボーラーの特性に、ファッション性であったり、音楽であったり、そんな関連要素が入り交ざって文化となる…。
地域ごとに根付いたその文化が、大きな意味でのSTREETBALLなのではないだろうか…。
まぁ、これって僕らHOFが日本に対して流布していきたいことに、共感する部分でもあるのだが…。
STREETBALLが文化としてすでに根付いているアメリカ。
NBA>マイナーリーグ>NCAA>高校>STREETというようにきれいにピラミッド化されたアメリカの中で、常に根底にあるSTREETBALLは
バスケット大国アメリカにおける、強さの大きな要因の一つと言えるだろう…。
日本でも普及してきたSTREETBALL。
次回は日本におけるSTREETBALLをお話しようと思う…。
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text: masa9
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